法人・個人に関わらず、ビジネスで動画を活用する方が増えてきています。
実際動画を活用してみると、「集客」から「セールス」まで、全般的に強化することができます。
その理由については、下記記事をご覧ください。
【動画で売上UP!?】海外調査データと業績アップする2つの理由を紹介
今回の記事では、「セールス面」にフォーカスを当てて、動画を活用すると、「なぜセールスの強化ができるのか?」「なぜお客様の購買意欲が増すのか?」 について解説していきます。
動画でセールス強化できる3つ理由(特徴・優位性)
なぜビジネスで動画を活用すると、セールスが強化できるのかというと、文章と比べて動画には次のような特徴・優位性があるからです。
- 動画は内容がわかりやすい
- 動画は記憶に残りやすい
- 動画は注目・興味をもたれやすい
1つずつ説明していきます。
【特徴 1】 動画は内容がわかりやすい
動画などのビジュアルコンテンツは、文書だけのテキストコンテンツに比べると、内容が分かりやすいと言われています。
抽象的なものをわかりやすく説明できる
たとえば下記の文章説明を聞いて、すぐに何のことを言っているか、理解できるでしょうか?
【文章での説明】
「1平面上で定まった1点(中心)から一定の距離にある点全体からなる図形」
何を指しているか、すぐにはピンとこなかったかもしれません。
これを動画で説明してみましょう。
【動画での説明】
どうでしょうか?
今回は、すぐに「円」のことを言っていると分かったと思います。
このように、文章だけではすぐに理解しづらいことも、動画などのビジュアル化されたものであれば、すぐに内容を把握できるのです。
とくに動画では、形がはっきりしない抽象的なものを説明するときには、抜群の効果を発揮します。
実際、ビジネスシーンでは、下記のように抽象的なものや感情や想いなど、形のないものをユーザーに伝えることが多いはずです。
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消費者に馴染みの薄い商品、サービス
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商品・サービスの効果、違い
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あなたの理念や商品にかける想い
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あなたの生い立ちなどのストーリー
このような場合、文章で書くだけよりも、動画を活用したほうがより深く相手に伝えることができます。
具体的なものでも動画は理解しやすい
抽象的なのだけではなく、もちろん具体的なものでも動画を活用すれば、よりわかりやすくなります。
その理由は動画の方が文章よりも伝える要素が多いからです。
動画のないページでは、伝える要素は「テキスト」のみです。
しかし動画であれば、「テキスト」だけでなく、「映像」「ナレーション(音声)」も使って説明ができます。
動画は文章よりも、多くの要素を使って説明できるので、わかりやすく内容を伝えられるのです。
【特徴 2】 動画は記憶に残りやすい
次の優位性は、「動画は文章だけよりも相手の記憶に残りやすい」ということです。
同じ内容を伝える場合でも、「文章だけで伝えた場合よりも、動画の方が2倍記憶に残りやすい」というデータがあります。
アメリカ国立訓練研究所によると、被験者にテキストを読んで伝えた場合の記憶定着率と比べ、動画で伝えた場合の記憶定着率は2倍アップしたそうです。
せっかくあなたが一生懸命、商品の説明を文章で伝えても、相手の記憶に残らなければ意味がありません。
動画であれば、上述したとおり、「テキスト」情報だけではなく、ビジュアル化された「映像」と「音声」、3つ組み合わせて相手の脳にインプットされます。
そのため文章だけの情報よりも、記憶の定着率が高まるのです。
【特徴 3】 動画は注目・興味をもたれやすい
動画は文章よりも「注目されやすく、クリックされやすいコンテンツ」です。
大企業は別にして、日本のビジネスシーンでは、まだ動画コンテンツを活用している会社はそれほど多くありません。
中小企業・一人法人や個人事業主など、スモールビジネスの分野ではなおさらです。
そのため、動画コンテンツがあるだけでユーザーからは注目されやすく、ホームページなどに掲載するだけでも、クリックして視聴されやすい状況です。
文章だけではなかなか読んでもらえなかったページも、動画があることでじっくり読まれます。
実際、アメリカのあるショッピングサイトでは、動画を見た訪問者は平均で2分長くサイトに滞在したというデータもあります。
Retail site visitors who view video stay 2minutes longer on average.
(ビデオを視聴する通販サイトの訪問者は、平均して2分長く滞在します)
ホームページの上部に動画を掲載しておけば、動画を見てもらいやすくなり、動画の内容に興味を持ってもらえれば、その後の文章を読んでもらえます。
そして、ホームページをしっかり読んでもらえれば、当然あなたの商品・サービスの購入率も高まります。
また、ページの熟読率が高まれば、Googleからの評価も高くなりやすいですし、SEOなどのアクセス面からみても、有利になると言えます。
以上の3つが、動画の特徴・優位性になります。
動画にはこのような特徴があるので、あなたの商品やサービスの魅力・強みをしっかりとお客様に伝えることができます。
その結果、「文章」だけでセールスよりも「動画」を活用した方が訴求力が高まり、売上もアップするのです。
ビジネスシーンにおけるアニメ動画 2つの優位性
続いて動画だけではなく、「アニメーション」による動画の優位性についても紹介させていただきます。
動画は大きく分けると、「実写」と「アニメーション」の2つがあります。
ここでは、ツタエルファクトリーが扱う「アニメ」によるメリットについて解説します。
ビジネスシーンで、アニメーションの大きなメリットとなるのは、以下の2つです。
【優位性 1】 嫌味なく自己アピールできる
アニメ動画であれば、嫌味なく自社商品の良いところをアピールできます。
ビジネスで動画を活用する場合、自社の商品やサービスの魅力・良さを伝えないといけません。
また、士業の方やコンサル・インストラクターなど、個人のスキルを売りにする仕事であれば、自分の能力や実績などもアピールする必要があります。
しかし、そういった魅力や自分の実績などをそのままアピールすると、嫌味っぽく聞こえてしまう危険性があります。
場合によっては、相手に単なる自慢としか受け取られない場合もあるでしょう。
しかし、実写ではなくアニメ動画であれば、そういった印象を抑えることができます。
本人が自分の魅力や良さを伝えてしまうと、どうしても自慢に聞こえてしまいますが、アニメやイラストのキャラクターにそれを言わせることによって、そのような印象を抑えることができるのです。
そのため、自社の商品やサービスの魅力を控えめにいう必要がなく、存分にユーザーに伝えることができます。
自慢げに聞こえたり、嫌味に感じられたりするのを恐れて、自社商品の良さ・魅力を伝えきれないのはもったいないですよね?
ですので、そういった場合にアニメ動画は最適なツールとなるわけです。
【優位性 2】 愛着、親しみを持ってもらえる
アニメ動画は、実写よりもあなたやあなたの商品・サービスに愛着や親しみを持ってもらいやすいです。
人は、可愛らしいものや愛嬌のあるものが大好きです。
動物や赤ちゃんが多くの人から好かれるのも、その理由だと思います。
アニメのキャラクターはそういった可愛らしい感じや、愛嬌のある感じを自然に演出することができます。
そのため、あなた自身やあなたの商品・サービスをアニメで紹介するだけで、視聴者は愛着や親しみを持ってもらいやすくなります。
以前、ソフトバンクのCMで、白戸家の犬が話題になりましたよね?
あれはアニメではありませんでしたが、お父さん犬というキャラクターの可愛らしい感じや、愛嬌のある感じが話題の一因になったと思います。
アニメやイラストを使うことで、同じように可愛らしい感じ、愛嬌のある感じを演出できますので、動画の視聴者も親近感を感じやすくなります。
今回のまとめ
以上が動画でセールスが強化できる理由・仕組みになります。
このように、動画の必要性や優位性はお分かりいただけたと思います。
今後、日本でもどんどん動画を活用する企業が増えてきます。
ですので、今のうちに動画を活用しておくことで、ライバルを出し抜くことができます。
後になればなるほど、動画を作る優位性は失われていきますので、もし動画コンテンツの作成をお考えでしたら、できるだけ早く動きましょう。
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どんな動画を作ればいいのかわからない
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費用対効果の高い動画を作りたい
など、ビジネス用動画のことでお悩みでしたら、ツタエルファクトリーまで、お気軽にご相談下さい。
相談は無料で行っております。